Name
Mural 007 - NEHAN
Artist
Completed
2022 June
About NEHAN
“NEHAN” は、作家Akari Uragamiが2017年から国内外で描き続けている壁画。
決してひとつになることのない肉体同士が混ざり合い一つの景色を作る様子を描く。
生物としての人間の普遍性、またその身体性をテーマに、その内的・外的現象を探究している。
人間の内面と肉体を分解し、再解釈、最低限の記号で再構築することで人間社会の概念の外から見た生物の一種にすぎない、しかし複雑な生物である我々を描き出そうとしている。
主に染織などの手仕事を用いた布のソフトスカルプチャーと、壁画を中心とした絵画表現を行っている。
柔らかさと解放、拘束と固定などの要素が織り込まれることで安心感と暴力性という相反する感覚が並置され、それは個人的な体験と社会を結びつけ匿名の人間の物語を伝えている。
About Akari Uragami
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科テキスタイル 専攻を卒業後、日本の他、韓国、イギリス、アメリカなど国内外で展示を行う。
ロンドン、北カリフォルニアへ滞在したのち現在は鎌倉と東京を拠点に活動している。
グループ展Viscera/Epiphora(COMPOUND YV/LA, USA/ 2022年)、P.O.N.D(PARCO MUSEUM TOKYO/2021年)、
TACHIHI PUBLIC ART AWARD 2020受賞と壁画NEHANの制作、個展Reality Check(Marinship studio/CA,USA/2018年)。
また近年の主なコミッションワークやプロジェクトに、The Conran Shopとのコラボレーション(2022)、
ジンジャーシロップpeligroへのアートワーク提供(2021)、展示Components(SR Coffee Roaster&Bar/2021年)、
Floating Points(London)来日公演のアートワーク提供、Marinship studioでのアーティストインレジデンス(CA,USA)
などがある。
Akari Uragami Instagram (@akariuragami)